約730人。これは様々な事情によって実親と家庭で暮らすことが出来ない茨城県内の子どもの人数。子ども達が健やかに育つには、頼ることのできる特定の大人の存在や温かく愛情のある家庭生活が必要です。

いま家庭の事情によって保護者のもとで養育することができない子どもを一定期間育てる養育里親が、広く求められています。出産時に第一子などの子どもを数日預かったり、虐待などで一時保護された子どもを数日間～数ヶ月、または数年間の長期間を預かるなど、養育には様々なケースがあります。

養育里親になるための条件は、主に4つ。①子どもへの理解・熱意・愛情があること。②里親になるためのトレーニングに計6日間(実習3日を含む)取り組めること。③経済的に困窮していないこと。④心身ともに健康であること。これらを満たしていれば、特別な資格は必要ありません。

説明会は8月26日午前10時～午後12時30分につくば市高崎のつくば同仁会子どもセンターで開催予定。当日は里親制度の説明に加え、里親の方による実際の体験談を聞くことができます。会場での参加の方も申込み受付中。会場定員は先着30名なのでお早めの問合せがお勧めです。
また、会場での参加が難しい方に向けて、同センターのインスタグラムで当日のライブ配信を予定。さらに後日にユーチューブチャンネルで限定公開もされます。日程が合わない方もぜひSNSをチェックしてみてください。

増子さんは「色んなお子さんがいるように、里親さんも受け入れられる期間や年齢など制限があることは十分理解しています。ライフスタイルに合わせて、里親さんを目指して貰えたらと思っています」と呼び掛けています。
『話を聞いてみたい』だけの応援も大歓迎です。その一歩を一緒に踏み出してみませんか?