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東海村文化祭2023
「公募写真展」「東海村スマイルマラソン2023&第3回スポーツフェスタTOKAI2023写真展」
当イベント主催者より…幸い天候に恵まれ、新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に変更されたこともあってか、来場者が昨年度の4,200人(4日間)から大幅に増え5,780人(3日間)でした。秋晴れの期間中大勢の方で賑わってよかったです。

芸大・茨大・筑波大卒業修了制作選抜展出品作家のその後
【洋画】狩野宏明展ー新しい梯子と主電源ー“流転する生命と存在の連鎖を描く”
会場一杯に広がる狩野ワールド。壁に23点。油絵の具で緻密に描かれた個性豊かな作品の数々は、これまで見たことのない種類の洋画でした。この想像力はどこから湧き出てくるのか。それぞれがとても味わい深い作品でした。
机上のペン画が約30点。何気ない小物類を緻密な描写力で描いた作品で、細部まで見入ってしまいました。

企画展「間島秀徳展 天地無常 The Kinesis Always Reveals New Panoramas―そこに新たな風景が」
展示会場入り口のエントランスの壁や天井に大きな作品が展示してあり、会場に入る前から期待が高まりました。
会場に入ると2mを超える水をテーマとした大作がところ狭しと展示されていて、終始その迫力に圧倒された展覧会でした。また、小川芋銭の作品とのコラボレーションや新作の展示もありました。

第116回 笠間の菊まつり
笠間稲荷神社をメイン会場として開催される菊まつり。まず目を引くのは笠間稲荷神社の参道や境内に展示された和傘。洋傘とは趣の異なる落ち着いた雰囲気です。菊は笠間稲荷神社境内や井筒屋などで様々な種類の菊が趣向を凝らして展示されています。秋空の下のんびり散策してみてはいかがでしょうか。

国吉康雄展 ~安眠を妨げる夢~
福武コレクション・岡山県立美術館のコレクションを中心に
時代の流れとは言え、16才という若さで「兵隊か?」「アメリカか?」の選択を迫られ、単身アメリカに移住し芸術家として成功したが、太平洋戦争勃発により剥奪された市民権の再取得を死の直前まで願ったが残念ながら獲得に至らなかった。
画家としての成功の陰で、時代に翻弄されながらも祖国とアメリカの狭間を葛藤しながら生きた人生の影響をうかがえる作品でした。

東海ステーションギャラリー開館30周年記念
東海村ゆかりの作家展 稲村退三×山﨑猛 ―知られざるスケッチと彫刻
ギャラリーA(2階)で稲村退三展、ギャラリーB(1階)で山﨑猛展。
稲村退三展では東海村所蔵の作品50点が展示されています。主にヨーロッパ各地の風景(コンテや鉛筆による水彩画)ですが、幅約12mの鳥獣戯画(模写)は東京美術学校での作品で迷いのない勢いのある筆遣いで兎や蛙などを楽しく描いていて興味深い作品でした。
山﨑猛展は約30点の色紙画や彫刻が展示されています。特に目を引くのは、絶作となった3点の手びねりの小品。油粘土塑像の作品を愛弟子である北沢努氏(彫刻家)がブロンズに仕上げた作品。病の床でなんの道具もない中で丹念に制作したと思われる山﨑猛ならではの味わいのある作品で裏には逝去した年のサインが入っていました。在りし日の山﨑猛さんを忍ばせる貴重な作品でした。
10/21にはこの作品展にちなんだイベントとして、北沢努氏による「ブロンズ彫刻ができるまで」の講義。レリーフ制作の全工程(粘土塑像・石膏型制作・ロウ型制作・ブロンズ取り出し)をわかりやすく実演でご説明いただきとても勉強になりました。
10/22は、山﨑猛のブロンズ彫刻(「ふれあい」東海村発足30周年記念:東海文化センター設置)を洗浄体験する催し「山﨑さんの彫刻を洗う」が、北沢努氏の指導のもと開催されました。参加者8名は快晴の秋空の下で洗浄・蜜蝋塗りを和やかな雰囲気で体験しました。

フォト常陸写真展
会員13名の作品約70点が展示されています。各自がそれぞれにテーマを決めて、5枚程度の組み写真になっています。
常陸太田市やその近在の祭り・神社仏閣・田園風景・伝統工芸などの作品です。身近な地域ですが、なかなか見ることがない光景でとても興味深く拝見させていただきました。

渡辺おさむ お菓子の美術館
展示されている全ての作品にお菓子のデコレーションが施されており、まさに「お菓子の美術館」でした。1階にはスマホで撮影するのにちょうど良い記念撮影エリアが設けてありました。
一つ一つの作品にお菓子が無数に貼り付けてあり、これを造形する繊細さは数の多さもあって、とても根気のいる作業だと思いました。
お菓子のお城や町並み、メリーゴーランド、水族館などモチーフも様々で、見ていてとても楽しかったです。
同時開催の「第7回全国こども絵画コンクールinかさま」の作品も中学生が描いたとは思えないほどの秀作ばかりで見ごたえがありました。

土とともに 美術にみる《農》の世界
-ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで-
今回の展覧会では100点を超える≪農≫に関係する絵画や版画などが展示されています。単に美しい≪農≫の絵画を展示するだけでなく、「Ⅳ章 現実と抵抗とはたらく農民への共感」で展示している鈴木賢二≪忍草(俺たちの土地)≫、新居広治≪農婦(砂川)≫≪流れ弾(基地農民)≫にみられる農民の怒りや憂いに満ちた表情に衝撃を受けました。
また、レルミット≪落穂拾い≫に描かれた裸足の少女が落穂を拾う姿。解説に記されたその意味に感慨深いものがありました。

第9回癒しの風景写真展(夏山の余韻)
萩野谷泰伸さんらしい山の写真48点が展示されています。
山麓から眺める私にとっては想像もつかないような雲上からの風景。朝日が射して赤く染まる山容、花々が咲き競う高原、霧の流れる山肌、登山者を点景として配置した山岳風景など、とても魅力的な作品の数々で心が癒されました。
残暑厳しい折ですが、お時間のある時に訪れて、一服の清涼感を味わってみてはいかがでしょうか。

新構造茨城作家展’23
絵画、版画、工芸は出品者9名で各々3点、石彫1点の作品が展示されています。
絵画は150号の大作から10号程度の小作品が大小取り混ぜてバランスよく配置され、フロアには300kg近い石彫が堂々と据えられています。
どの作家さんの作品も、個性豊かで独創的。見ていて飽きることのない展覧会でした。

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